재조일본인 연구의 현황과 과제 (이형식 HK교수)
2013.12.02 Views 3318
- 제목 : 재조일본인 연구의 현황과 과제
- 저자 : 이형식
- 출판정보 : 『일본학』(동국대 일본학연구소) 제37호, 2013.11
- 논문초록 :
在朝日本人については、2000年以後政治史、経済史、社会史、教育史、女性史、言論史など各方面で多くの研究が進められた。今までの植民地研究が経済史と民族運動史に集中して相対的に関心の少なかったこの分野で若い研究者たちの関心を集めている。新しい素材があたえる新鮮さによって過度に注目された側面も否定できないが、暫くの間はその熱は冷めそうでない。したがって今後の在朝日本人研究の展望と方向に対して本文で言及した内容と共に筆者なりの感想を提示したい。
海外研究の動向と多様な学問分野との研究動向に注意をする必要がある。在朝日本人研究は韓国学、日本学研究の世界化、学問の脱界的な傾向により、地域的には韓国だけでなく日本、米国などで、学問的には歴史学だけでなく政治学、社会学、文学、文化人類学、経済学などで同時に進行され、実証的に緻密になり理論的に精巧化されている。在朝日本人を見る視覚も研究する地域および学問領域により変わるしかない。在朝日本人研究を日本史の領域から見るのか、韓国史の領域から見るのか、でなければ植民地帝国日本の歴史から見るのかによって、また分析する方法論にしたがって在朝日本人を見る視覚には差がでるしかない。海外研究の動向でも多様な学問分野との研究動向を疎かにするのも問題だが、反対に研究動向の脈絡が無視されたまま無分別に傾倒するのも問題だ。
また植民地で営んだ生活と引き揚げ過程の体験が今後旧植民地に対する歴史観․地域観の形成はもちろんのこと、敗戦後両国․両地域関係に重大な影響を及ぼすという点で在朝日本史を戦前と戦後との関連の中で把握する作業が重要だ。
さらに在朝日本人と言っても職業、世代、ジェンダー、地域などによりそれぞれ違った植民地体験を有している。在朝日本人が多様な植民地体験をしたにもかかわらず、植民地に対する記憶は朝鮮総督府官僚や京城帝大教授が執筆に加担した『日本人の海外活動に関する歴史的調査』(朝鮮編)で代表される「公的記憶」で収斂されてしまう。このような「公的記憶」に収斂されない多様な体験を復元し出すと同時に、戦後にも腐食されない在朝日本人の「帝国意識」を洗い出す作業が必要だ。